戦略

日本シリーズを3戦連続で観戦中。


今日思ったのは、
「リリーフの戦略は結構バカにならない」
ということです。


一般的に、
「右打なら右投」
「左打なら左投」
というふうに中継ぎを出してきます。


今日の試合も、
小笠原の勝ち越しのツーベース、
阿部のタイムリーなど、
「左打に右投」という形になってしまっている時に、
得点につながっていました。


代えた時点でキッチリおさえておけば、
こんなことにはならなかったのに、という場面でしたが、
まぁそれも野球の醍醐味なわけで…


色々と考えていると、
自分が最近「戦略」というものを意識しているのに
気がつきました。


そんなに戦略を日常的に実践しているかといえば、
どちらかというとしていない方だと思います。


「やり続けていればできる!」という考えが
自分のどこかにあるんでしょう。


ただ、そうもいかないことがある。
その時に意識するのが「戦略」です。


先日の野村監督の解説にもあった通り、
やはり「自分がやることには意味がないといけない」と
思うようになりました。


麻雀でも、一回の捨て牌にも戦略が宿っていないといけません。
自分は無意識に捨てていても、
相手はそうではないかもしれません。
それで勝ち続けていればいいのですが、
実際はそうなりません。
こちらも相手の牌を見なければなりませんし、
自分があがる確率を上げなければいけません。


何事も勝負だとは思いませんし、
戦略は勝負のためにあるものでもありません。
ただ、理想の状態に近づけるための戦略を
意識していければいいんじゃないか。
そんなことを思いました。


「勝負」とは何かと考えるのも、
それはそれでおもしろいと思います。
バガボンド」はそんなマンガである気がします。


バガボンド(1)(モーニングKC)

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