日本シリーズ第1戦

今日からプロ野球の日本シリーズが始まりました。


基本的に僕はパリーグのチームを応援します。
anti-巨人であることも否めませんが…


19時くらいからテレビをつけると、
解説は前・楽天監督、野村克也氏こと、
ノムさんではありませんか。


ちょうど同点で、得点圏にランナーをおき、
バッターは巨人の坂本。


ここで勝負をするかどうかというところで、
ノムさんの解説も饒舌に。
勝負は避けた方がいいんじゃないかというニュアンスでしたが、
結果的にタイムリーが出てしまい、
次の松本で勝負がよかったネってことになりました。


ノムさんはそれ以降もバッテリーの読みを逐一解説するなど、
「グラウンドで選手が何を考えているか」という部分を
的確に語っていました。
おかげで非常におもしろく見ることができました。


しかし、ノムさんとしては試合内容はイマイチ。
何かが足りないと首を傾げていました。
どうも選手の読みが浅い…らしい。
「簡単にストレートを投げにいく」だとか、
「分析していれば未然に防げた進塁」だとか。


「一球一球に意味がないといけない」と語っていたのが印象的でした。
その点、日ハムのバッターは天才型が多く、
こうだから打てたというのが説明できず、
解説しにくいということもあったようです。

  • 意味のないボールを投げない。
  • 勝ちにつながる確率が高い選択をする。


このことを常に頭の中で考えて、
ノムさんは監督として指示を出しているようです。
野球に限らず色々なところで実践できますよね。
2番目のことは、麻雀をやっている時に強く感じます(笑)


続けて結果を出していくうちに、
自分がなぜ達成できたのかを論理的に語れるようになる。
天才以外はね。


負けに不思議の負けなし〈完全版〉 上 (朝日文庫)

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