モテ論

世の中の価値観で、
「モテる、モテない」というのが高い位置を占めているように思う。

モテない人はダメというレッテルを貼られながら、
生きていくのは正直シンドイ。

そもそもモテるための要素は何か?
「〜だから、モテる」

 ・容姿がいい
 ・ファッションセンスがいい
 ・スポーツができる
 ・お金を多く稼いでいる(医者、弁護士…)

モテるための要素というのも
非常にステレオタイプであることに気付く。
それはメディアによって形成されたイメージであろう。

なので、「モテたい」というのは
そういったステレオタイプの中で、
自分がどこかにエントリーして、その競争の中で高みを目指すということであろう。

このモテという価値観は
人間の自発的な欲求でありながら、
非常に資本主義の中のイメージに踊らされたものである。
(その過程にはお金の動きが見えるということ)

そういったモテという価値観から
脱却した価値観はないものか…
簡単に考えてみると、何かしらの形で「人の役に立つ」ことではないか。
モテが如何にも利己的なものであるのに対して、
「役立つ」というのは利他的なもの。

利他的な価値観をもち、利己的な自尊心を高めることができないだろうか。